介護の仕事

 

介護の仕事について説明いたします。

団塊世代が一気に高齢者へとなっていくことで、高齢化社会が待ったなしで進行しています。

 

そんな中で、予防への取り組みも各自治体でも活発に行われ始めています。

 

しかし、医療の進歩に伴って健康老人ではなく、何らかの障害を有している方が急増していくことも皮肉ながらやむを得ないことと捉えられています。

 

また、核家族化によって高齢者世帯が多かったり、たとえ同居していたとしても働いているなど介護にあたる人がいないという問題もあります。

 

仕事を離れるということは収入を絶たれてしまうため、施設に預けたいと考える人が多くなりました。

 

公的な老人ホームはいつ空くか見当もつかないような状態です。

 

有料老人ホームは料金的にはかなり高額ですが、それでも入居希望者や待機者は増えるばかりです。

 

同時に、介護職員の増加が求められるのですが、いつもぎりぎりの体制で業務にあたらなければならないという現状が多い中では、離職率も高くなっています。

 

その仕事内容は、主に排せつや食事を中心とした身の回りの世話、レクレーション等となっています。

 

対象者は、言葉がわかる人だけではありません。

 

認知症等の理解力が高度に障害された方を相手にすることもあります。

 

高い倫理観と奉仕の精神を持った方が適職と言えるでしょう。

 

 

介護の仕事につくにあたり、考えること

介護の仕事の基本は、利用者の生活をサポートすることです。

 

しかし、サポートといっても、全て利用者の代わりに済ませてしまうのではなく、可能なら自分でできる範囲の事は任せて、助けの必要な部分のもサポートするという形が望ましいといわれています。

 

これが自立支援なのです。そうしたサポートの加減は、利用者によって全く違ってきますから、臨機応変に対応する必要があるのが、介護の仕事の難しいところでもあります。

 

主な内容としてまず食事の介助があります。

 

食事を自分ひとりで取ることができない場合、食事介助を行います。時々手伝う程度のものから、全て行う場合もいろいろあります。

 

排泄介助は、おむつ交換だけの場合もあれば、トイレでの排泄を全てお手伝いする場合もあります。

 

入浴補助は、入浴のお手伝いですが、その施設や利用者、あるいは利用者の自宅など、環境により勝手が違うので、臨機応変に対応が必要です。

 

着替えの介助は、できる限り自分で行えるようにするのが基本となり、必要ならサポートします。

 

全て実際に手を貸すものばかりですが、時には精神的なケアも必要となります。

 

介助は、非常に多岐に渡ります。実際に現場に出てみないとわからないこともたくさんありますが、まずは事前にしっかりと研修などを受けて、理解を深めておく必要があります。

 

介護の仕事に就くことの大変さを知る

介護の仕事はとてもたいへんなもので、誰にでもできるものではありません。

 

やりがいもありますが、相手は体の不自由なお年寄りばかりですから、不都合なことはたくさんあるものです。

 

自分の体が自由にならない苛立ちなどから、あてつけにあたられることもあります。

 

そういうときは、すぐに感情的になるのではなくて、そんなかわいそうなこともあるのだと自分にいいきかせて、きりぬけていくようにします。

 

それはわかっていても人間ですからうまくはいかない時もありますが、そういう時は同じ職場の仲間に助けてもらったり、アドバイスを教えてもらうことです。

 

この仕事に就きたいと、思う人はそれなりに勉強し介護ができる免許が必要です。

 

免許を持たないのではできません。

 

その職場で活躍できるまでの、道のりは簡単なものではありません。

 

勉強をするための費用と歳月を要しますが、その職についたときはたいへんなだけにお給料も高収入になります。

 

ただこの職につけたからそれでよいというわけでなく、ほんとうに肝心なことはお年寄りが好きでありほんとに困っている人の力になりたいと、心から思える人であるかどうかが問われます。

 

思った以上に重症な人もたくさんいます。

 

そんな時も投げ出すことなく、接することができる人でなければなりません。